レンフォールド農場 · 初雪
王女さまの冬越しサバイバルガイド
王家はそれを試練と呼ぶ。レンフォールドでは、それを冬と呼ぶ。
しっかり者の計画家。
落ち着いていて観察眼が鋭く、どんな作業も手をつける前に理解しようとする。
はじける火花。
明るく怖いもの知らずで、魔法でさっさと片付かないか、もう試している。
冬の家事試練
彼女たちの王冠も、あなたの家の戸口から先は通用しない。
評議会は王女ふたりをレンフォールドへ送り込んだ。冬のあいだ、召使いも王室手当も代わりの贅沢品もなしで、ここで暮らし、働かせるために。どちらに統治の資格があるかを見極めるのは、成人の王領小作人であるあなただ。
仕事、蓄え、安全、来客、出費を仕切るのはあなた。ただし、彼女たちの身体、気持ち、言葉、政治的立場はあなたのものではない。
ありふれた仕事にも、結果がついてくる。
限りある蓄え、ガタつく蝶番、湿った木材、そして銀貨38マルクの借金。快適さを選ぶたびに、本物の代償がかかる。
家の営みは、壁の外にも広がっている。
家畜、粉屋、市場、天気、ご近所。最初の王室の大恥のあとも、冬はそれらと一緒に回っていく。
力は自制を学ばねばならない。
魔法で食べ物は出せないし、借金も消せない。でも継ぎ手を割ることはできる——あるいは、誰かが耳を澄ますことを覚えれば、梁を支え続けることも。
親密さは選んでいい。でも王冠は、勝ち取らなければならない。
推薦するのはエヴァリンか、マーレッタか、どちらでもないか。親密さを受け入れても、拒んでも、評議会の想定外の何かになってもいい。ひとつの決断で、もうひとつを買うことはできない。
馬車がレンフォールドに着く
ふた部屋。組み立て前のベッドがふたつ。
あなたは王女たちを出迎え、なぜここで冬を過ごすのかを説明し、東と西の部屋で待つ木材と縄と藁を見せる。
あなたが最初の横木を支える。エヴァリンが木釘を仕分ける。マーレッタが枠を押さえる。仕事の始まりだ。